カピとは?
カピ(Kapi)とは、小エビやオキアミなどを塩漬けにして発酵させた調味料で、タイ料理をはじめとする東南アジアの料理に欠かせないエビペーストです。
独特の香りと旨味が特徴で、炒め物、ディップ、カレー、スープなど幅広い料理に使われています。
日本ではあまり馴染みがない調味料ですが、タイやラオス、ミャンマーでは家庭の台所に必ずあるといっても過言ではありません。
カピはどこで売ってる?
カピは、アジア食材店、輸入食品店、ネット通販などで購入できます。
販売店 | 売ってるか | 特徴 |
---|---|---|
アジア食材専門店 | ◎ | タイ直輸入の本格的なカピが手に入る。種類も豊富。 |
輸入食品店(カルディ・成城石井など) | ○ | 一部店舗で取り扱いあり。調味料コーナーをチェック。 |
スーパー(イオン・イトーヨーカドーなど) | △ | 通常は取り扱いが少ないが、アジアフェアなどの催事で並ぶこともある。 |
ドン・キホーテ | ○ | エスニック調味料の一つとして販売されている場合あり。 |
ネット通販(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング) | ◎ | タイブランドの商品が充実。まとめ買いや業務用も購入可能。 |
カピの使い方
カピは香りが強いため、少量で十分に味が決まります。代表的な使い方を紹介します。
- ナムプリックカピ
カピに唐辛子やにんにく、ライム果汁を混ぜて作るタイのディップソース。野菜や揚げ魚に添えて食べるのが一般的です。 - 炒め物
空芯菜炒め(パットパックブンファイデーン)など、タイの野菜炒めに少量加えると一気に本場の味に。 - カレーやスープ
グリーンカレーやトムヤムクンに隠し味として加えると、深みとコクが増します。 - チャーハン
カピを加えて炒める「カピチャーハン」は、タイの屋台でも人気のメニューです。
カピとナンプラーの違い
タイ料理でよく使われる調味料に「ナンプラー(魚醤)」がありますが、カピとは風味や用途が異なります。
- ナンプラー … 小魚を発酵させて作る液体調味料。料理全体に塩味と旨味を加える。
- カピ … 小エビを発酵させて作るペースト状の調味料。強い香りと深いコクを与える。
両方を組み合わせて使うことで、より複雑で本格的な味わいに仕上がります。
どこで買うべき?
カピを購入するなら、用途や目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
- 本格的にタイ料理を作りたい人 → アジア食材専門店やネット通販
- 試しに少量だけ欲しい人 → カルディや成城石井などの輸入食品店
- コスパ重視・まとめ買いしたい人 → Amazonや楽天市場で業務用サイズを購入
まとめ
カピは、タイ料理やアジア料理に欠かせない発酵調味料で、少量加えるだけで料理の味に奥深さを与えてくれます。
独特の香りに最初は驚くかもしれませんが、炒め物やカレー、ディップなどに使うとクセになる旨味が楽しめます。
購入場所はアジア食材店やカルディなどの輸入食品店、ネット通販が確実です。タイ料理好きや本格的なアジアン料理に挑戦したい方は、ぜひ一度カピを取り入れてみてください。