IH対応土鍋の取扱店
IH対応土鍋は最新のIHクッキングヒーターで使える土鍋。従来の土鍋は磁石がつかないためIHでは使えず、マンションのIHキッチンに引っ越したときに「土鍋が使えない」と困る人が続出しました。近年は底に金属プレートを埋め込んだり、IH対応の特殊素材で作られた土鍋が普及して、IH家庭でも土鍋料理が楽しめるようになりました。三重県の伊賀焼・佐賀県の有田焼・岐阜県の美濃焼の名門産地から、家庭用のプチプラモデルまで幅広く展開されています。
IH対応土鍋の3タイプ
| タイプ | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| 底に金属プレート埋め込み | 従来の土鍋見た目で内蔵金属でIH対応 | 3,000〜15,000円 |
| IH対応素材(新開発) | 金属を練り込んだ特殊土 | 5,000〜20,000円 |
| IH対応プレート別売 | 普通の土鍋+IHプレート組合せ | プレート2,000〜4,000円 |
| 耐熱ガラス製「土鍋風」 | ガラス製でIH対応・見た目◎ | 3,000〜10,000円 |
取扱店
- ニトリ — IH対応土鍋のエントリーモデルが2,000〜5,000円。家庭定番。
- 無印良品 — シンプルデザインのIH対応土鍋。3,000〜6,000円。
- ホームセンター(カインズ・コーナン・コメリ) — 各サイズ揃う。1,500〜8,000円。
- 百貨店キッチン用品売場(伊勢丹・三越・高島屋) — 伊賀焼・美濃焼の本格モデル。8,000〜30,000円。
- 陶器専門店・産地直営店 — 伊賀焼「土楽」、美濃焼「かもしか道具店」等の名門産地もの。
- キッチン用品店(合羽橋・釜浅商店・cuoca) — プロ仕様も含めて。
- 東急ハンズ・ロフト — 中価格帯のデザイン系。
- 3COINS — 1人用の小型IH対応土鍋が660〜1,100円。
- Amazon・楽天 — 全種類・全産地揃う。
- ふるさと納税 — 三重(伊賀焼)・岐阜(美濃焼)・佐賀(有田焼)の返礼品として。
- ジャパネットたかた — 分割払いで実質割引。
主要ブランド・産地
- 土楽(伊賀焼、三重) — 江戸時代から続く伊賀焼の名門。IH対応モデルも展開。8,000〜30,000円。プロ料理人からも支持。
- かもしか道具店(美濃焼、岐阜) — モダンデザインの美濃焼。人気の「ごはんの鍋」シリーズ。5,000〜15,000円。
- 長谷園(伊賀焼、三重) — 「かまどさん」で有名な老舗。ご飯炊き専用土鍋の代名詞。IH対応モデルも登場。10,000〜25,000円。
- hario — 耐熱ガラスメーカーが作るIH対応「土鍋」。透明で中身が見える。
- ル・クルーゼ・ストウブ(洋風) — 厳密には鋳物鍋だが同じ用途で使える。IH対応。20,000〜60,000円。
- KINTO — シンプルデザインの日本ブランド。3,000〜8,000円。
- パール金属 — 家庭用エントリーの定番。1,500〜4,000円。
- タイガー・象印 — 家電メーカーのIH対応鍋。
サイズの目安
| サイズ | 用途 |
|---|---|
| 6号(18cm) | 1〜2人用 |
| 7号(21cm) | 2〜3人用(標準) |
| 8号(24cm) | 3〜4人用 |
| 9号(27cm) | 4〜5人用 |
| 10号(30cm) | 5〜6人用・大鍋 |
長谷園「かまどさん」の伝説
三重県伊賀市の長谷園(ながたにえん)が作る「かまどさん」は「日本一美味しいご飯が炊ける土鍋」として全国のご飯愛好家に知られる名品:
- 伊賀の粗い土を使った独自の陶器素材
- 火にかけて20分で炊きたてご飯
- 電気炊飯器を超える美味しさとの評判
- 3合炊き(21,000〜25,000円)が定番
- IH対応版「かまどさんIH」も登場
- グッドデザイン賞受賞
- 3〜5合対応の多サイズ
「土鍋で炊いたご飯は電気炊飯器と別次元」というのが愛好家共通の意見。IH対応版が出たことで、マンション住まいでも本場の味が家庭で楽しめるようになりました。
用途別の選び方
- 普段の鍋料理 — ニトリ・無印のIH対応土鍋7号(3,000〜5,000円)。寄せ鍋・湯豆腐・キムチ鍋等。
- ご飯を美味しく炊きたい — 長谷園「かまどさんIH」(20,000〜30,000円)。炊飯器を超える味。
- 1人暮らし・一人鍋 — 3COINSの1人用(660〜1,100円)。手軽さ抜群。
- 本場伊賀焼こだわり派 — 土楽・長谷園の伊賀焼。8,000〜30,000円。
- モダンデザイン — かもしか道具店・KINTO。インテリアに馴染む。
- プロ・こだわり料理人 — 合羽橋の伊賀焼名門ブランド。
- 贈り物・引越し祝い — 伊賀焼・美濃焼の桐箱入り。10,000〜25,000円。
- 洋風・煮込み料理も兼用 — ル・クルーゼ・ストウブの鋳物鍋(土鍋ではないが同用途)
IH対応土鍋のメリット
- マンションのIHキッチンで使える — 従来の土鍋の常識を覆す
- ガス火でも使える — 併用型多数
- 直火の遠赤外線効果 — 食材の芯まで加熱
- 保温性が高い — 食卓に運んでも冷めにくい
- 食卓の見栄え — 洋鍋にないおもてなし感
- ご飯を美味しく炊ける — 電気炊飯器と別格
- 丈夫で長持ち — 適切に扱えば10年以上
使い始めの「目止め」
新しい土鍋は使い始める前に「目止め」という下ごしらえが必要(IH対応の一部モデルは省略可):
- 土鍋にお粥(水6:米1)を炊く
- 弱火で30分〜1時間じっくり炊く
- 冷めるまで放置
- お粥を取り出して洗う
- これで土の隙間がでんぷんで埋まり、ひび割れ防止&水漏れ防止
目止めをしないと、初回使用時に土の隙間から水がしみ出したり、ひび割れの原因になります。IH対応の一部モデルは工場で目止め済みなので、取扱説明書を確認しましょう。
IHで使う際の注意
- IHが土鍋を認識するか確認 — IH本体の対応表示、または実店舗での動作確認
- 底面のサイズ — IHの発熱範囲より小さい底面だと熱くならない
- 強火は避ける — 割れや金属プレートの剥離の原因
- 空焚き禁止 — 土鍋が急激に加熱して割れる
- 急冷禁止 — 熱い状態で水をかけると割れる
お手入れ
- 使用後 — 完全に冷ましてから洗う
- 中性洗剤+柔らかいスポンジ — 金属たわしは表面を傷める
- 洗った後は完全乾燥 — 水気を残すとカビの原因
- 収納 — 通気性の良い場所に。密閉容器はNG
- 臭い移り — キムチ鍋の後は普通の水を沸かして中和
- ひび割れ — お米のとぎ汁を沸かすと目止めできる
食洗機は基本NG
ほとんどの土鍋は食洗機対応不可。理由:
- 強い水流で表面が傷つく
- 加熱・急冷で割れやすい
- 金属プレート部分の腐食リスク
手洗いが基本なので、洗う手間を惜しまないユーザーが土鍋派の必須条件。食洗機必須の家庭は鋳物鍋(ストウブ・ル・クルーゼ)を選ぶのが正解です。
耐用年数
| タイプ | 耐用年数 |
|---|---|
| プチプラIH対応土鍋 | 3〜5年 |
| 家庭用中位 | 5〜10年 |
| 伊賀焼・美濃焼の本格 | 10〜30年 |
| 長谷園・土楽の名品 | 30年以上使える例も |
まとめ
普段の鍋料理はニトリ・無印、ご飯炊きは長谷園「かまどさんIH」、こだわり派は伊賀焼・美濃焼の本格モデル、というのが用途別の選び方です。

