ジューサーの取扱店
ジューサーは野菜・果物を絞って汁(ジュース)にする家電。ミキサー・ブレンダーが「食材を粉砕して混ぜる」のに対し、ジューサーは「絞り器で繊維を分離してジュースだけ抽出する」のが本質的な違い。健康志向・ダイエット・コールドプレスジュース文化の広まりで、家庭での導入が増えています。
2大方式:高速ジューサーvsスロージューサー
| 高速ジューサー(遠心分離) | スロージューサー(低速圧搾) | |
|---|---|---|
| 仕組み | 高速回転刃で粉砕→遠心力で液体分離 | 低速スクリューで圧搾 |
| 回転数 | 毎分6,000〜12,000回転 | 毎分40〜80回転 |
| 所要時間 | 10〜30秒/杯 | 1〜3分/杯 |
| 栄養素 | 熱でビタミン一部破壊 | 熱がほぼ発生せず栄養保持 |
| 葉物野菜 | 苦手(飛び散る) | 得意(しっかり絞る) |
| 音 | 大きい | 静か |
| 価格 | 5,000〜30,000円 | 20,000〜80,000円 |
| 洗浄 | 簡単 | パーツが多くやや手間 |
主要ブランド
- ヒューロム(HUROM、韓国) — スロージューサーの世界トップブランド。「H-AA」「H310A」が定番。20,000〜60,000円。プロのジューススタンドでも採用。
- クビンス(KUVINGS、韓) — ヒューロムと並ぶ韓国系2強。「ホールスロージューサー」が大型素材を切らずに入れられる革新。25,000〜60,000円。
- パナソニック — 「ビタミンサーバー」シリーズ。家庭用エントリーから上位まで。
- シャープ ヘルシオ ジュースプレッソ — スロージューサーの国内ライン。
- ティファール — 高速ジューサー中心。コスパ重視。
- ブラウン — 高速ジューサーで定評。ドイツ製造。
- テスコム・ZOJIRUSHI — 家庭用エントリー。3,000〜8,000円。
- BRUNO — おしゃれ家電の代表。コンパクトジューサー。
取扱店
- 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ・ヤマダ電機) — 全ブランド展示。ヒューロム・クビンス・パナソニックの実物比較が可能。
- コストコ — ヒューロム・クビンスの上位モデルが定価より20〜30%引きで売られていることが多い。
- 百貨店キッチン家電売場 — 贈答用・高級ライン。
- 東急ハンズ・ロフト — コンパクトモデル中心。
- クビンス・ヒューロム直営オンライン — 全モデル+アクセサリ。会員特典あり。
- イオン・ヨーカドー — エントリーモデル。
- ドンキホーテ — 特売モデル中心。
- Amazon・楽天 — 全モデル網羅。並行輸入で50%引きも。
- テレビ通販(QVC・ショップチャンネル) — 実演販売+分割払い。
- 調理器具専門店(合羽橋) — 業務用も。
スロージューサーが愛される理由
2010年代以降、健康志向の高まりとともにスロージューサー(コールドプレスジューサー)が普及しました。理由:
- 栄養素の保持 — 低速圧搾で熱がほとんど発生せず、ビタミン・酵素・ポリフェノールが破壊されない
- 分離しないジュース — 高速ジューサーは時間が経つと層が分離するが、コールドプレスは均一を保つ
- 葉物野菜OK — ケール・ほうれん草・小松菜まで絞れる
- 味の濃さ — 同じ素材でも味が濃く美味しい
- 静音 — 早朝・夜間でも気にせず使える
米国・韓国を中心に「コールドプレスジュース」専門店が世界中に広がり、家庭用ジューサーもこの流れで売上を伸ばしました。
高速ジューサーが向いている人
スロージューサーが脚光を浴びる中、高速ジューサーにも明確なメリットがあります:
- 時間がない朝 — 30秒で1杯完成
- 大量に絞りたい — 連続投入で家族分一気に
- 果物中心 — リンゴ・オレンジ・人参なら高速で十分
- 予算重視 — 5,000〜15,000円でしっかりした製品が買える
- パーツの少ない設計 — 洗いやすく、毎日使うストレスが少ない
「毎朝1杯のフルーツジュース」が用途なら高速ジューサーで十分。「健康志向で葉物野菜も含めた本格コールドプレス」なら、スロージューサー一択。
ヒューロムが世界トップの理由
ヒューロムは韓国・1974年創業のジューサー専業メーカーで、スロージューサーのジャンルそのものを切り開いたブランドです:
- 2000年代に「スロージューサー」というカテゴリを提唱
- 毎分43回転の独自スクリュー機構を特許化
- 米国・欧州・アジア全域に展開
- プロのジューススタンドの85%以上で採用(世界調査)
- 10年保証の長期サポート
家庭用のH-AA・H310A・H320シリーズは20,000〜50,000円。10年使う前提なら、年2,000〜5,000円のコスト負担で本格的なコールドプレスジュースが毎日楽しめます。
用途別の選び方
- 毎朝のフルーツジュース(家族用) — 高速ジューサー10,000〜15,000円。テスコム・ティファール。
- 本格コールドプレス・健康志向 — ヒューロムH-AA・クビンスCS6000。20,000〜30,000円。
- 葉物野菜・グリーンスムージー — スロージューサー必須。ヒューロムH320・クビンス。
- 大家族・大量消費 — ホール式(素材丸ごと入る)クビンスEVO820。
- ダイエット・ファスティング — コールドプレスジュースクレンズ専用。スロージューサー必須。
- カフェ・お店 — 業務用ヒューロムH200・クビンスCS520BC。
- 離乳食・ペットフード — 加熱しないので栄養豊富。スロー一択。
洗いやすさで選ぶ
毎日使う家電なので、洗いやすさが継続使用の鍵:
- パーツ数 — 少ないほど楽。高速ジューサーは3〜5パーツ、スロージューサーは5〜8パーツ。
- 食洗機対応 — モデルによる。事前確認が大事。
- 専用ブラシ付属 — メッシュフィルターは専用ブラシ必須。
- セルフクリーニング機能 — 最新モデルは水を入れて回すだけでクリーニング。
残った繊維(パルプ)の活用
ジューサーで残る繊維(パルプ)は栄養豊富で、捨てるのはもったいない。活用法:
- パルプスープ — 野菜パルプを煮込んでミネストローネ風に
- パルプマフィン・パンケーキ — 生地に混ぜ込んで食物繊維追加
- パスタソース — トマト系ソースに加える
- カレー — 野菜の旨味と食物繊維がプラス
- コンポスト — 家庭菜園の肥料として再利用
静音性の比較
朝の早い時間や夜遅くに使うなら、音の大きさは重要:
- 高速ジューサー — 80〜95dB(掃除機並み)
- スロージューサー — 50〜65dB(会話レベル)
マンション・アパート住まいで早朝にジュースを作るならスロージューサーが圧倒的におすすめ。隣家への配慮にもなります。
まとめ
気軽な高速はティファール・テスコム、本格スローはヒューロム・クビンス、コスパ最大はコストコの上位モデル、というのが用途別の選び方。実物確認は家電量販店で、購入はAmazon・コストコがお得です。

