ラップフィルム(食品用ラップ)の取扱店
ラップフィルムは食品を包む・保存する・電子レンジ加熱する透明フィルム。日本の家庭では毎日使う消耗品で、クレラップ・サランラップの2大ブランドが国内シェアの大半を占めます。素材(塩化ビニリデン・ポリエチレン)・幅・長さで用途別に選び、価格は1本100〜500円が中心。近年はサステナビリティ意識でシリコンラップ・ミツロウラップ等の代替品も注目されています。
ラップフィルムの主要な素材
| 素材 | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| ポリ塩化ビニリデン(PVDC) | 密着性◎・臭い漏れ防止・耐熱140℃ | プロ・レンジ加熱・臭いのある食品 |
| ポリエチレン(PE) | 安価・密着性△・耐熱110℃ | 家庭用簡易・冷蔵保存 |
| ポリメチルペンテン(PMP) | 高耐熱180℃・高透明度 | 業務用・オーブン対応 |
| シリコンラップ(繰り返し) | 洗って何度も使える | 環境志向・保存中心 |
| ミツロウラップ(BeeWrap) | 天然素材・生分解性 | エコ派・野菜・チーズ包み |
取扱店
- スーパー(イオン・西友・ライフ等) — クレラップ・サランラップの定番。100〜500円。日用品コーナー。
- ドラッグストア(マツキヨ・ウエルシア・スギ薬局) — 主要ブランド。特売対象。100〜500円。
- ホームセンター(カインズ・コーナン) — 業務用大型サイズも。100〜3,000円。
- コンビニ — 小型サイズの応急用。150〜400円。
- 100均(ダイソー・セリア) — 110〜330円のPB。コスパ◎。
- 業務スーパー — 業務用大型ロール。300〜800円。
- コストコ — 米国系(Stretch-Tite等)の大型パック。
- Amazon・楽天 — 全ブランド網羅。業務用も。
- 無印良品 — シンプルパッケージのPB。
- カルディ・成城石井 — 高品質・輸入ブランド。
- 環境ショップ(ecostore・ラッシュ) — シリコンラップ・ミツロウラップ。
主要ブランド
- クレラップ(呉羽化学工業) — 国内シェアトップ。ポリ塩化ビニリデン製で密着性◎。100〜500円。
- サランラップ(旭化成) — もう一つの2強。同じくPVDC製。100〜500円。
- ニュークレラップ・サランラップ プレミアム — 高機能上位ライン。
- リード(ライオン) — PVDC+切りやすさ重視の設計。
- プロクター&ギャンブル Bounty Wrap — 米国系。
- Reynolds Wrap(米) — 米国大手。コストコで大型パック。
- ダイソー・セリア PB — 100均の家庭用。
- Bee’s Wrap(米) — ミツロウラップの世界的定番。3,000〜5,000円/3枚セット。
- Etee — もう一つのミツロウラップブランド。
- Stasher — シリコン保存袋(ラップ代替)。
クレラップとサランラップの違い
| クレラップ | サランラップ | |
|---|---|---|
| メーカー | 呉羽化学工業 | 旭化成 |
| 創業 | 1960年 | 1960年 |
| 素材 | ポリ塩化ビニリデン | ポリ塩化ビニリデン |
| 特徴 | 刃の切れ味・箱の使いやすさ | 密着性・切りやすさ |
| 幅 | 15・22・30cm | 15・22・30cm |
| 長さ | 20・50m | 20・50m |
| 価格 | 100〜500円 | 100〜500円 |
2大ブランドは機能・価格ともほぼ同等。地域・世代の好みで選ばれることが多く、「どちらも同じレベル」というのが公平な評価です。
用途別の選び方
- 普段使い — クレラップ・サランラップ22cm 200〜300円。家庭定番。
- 電子レンジ加熱 — 耐熱140℃のPVDCタイプ。両者の主要ライン。
- 冷蔵・冷凍保存 — 密着性◎の高品質ラップ。
- 大量消費(子供多い家庭) — 業務用50m。300〜500円。
- 環境志向 — ミツロウラップ(Bee’s Wrap)3,000〜5,000円/3枚。
- 繰り返し使いたい — シリコンラップ・Stasher。1,000〜3,000円。
- 高温オーブン — 業務用PMPラップ(180℃対応)。
- 100均でコスパ最強 — ダイソー・セリアPB 110〜330円。
- プロ・業務用 — 呉羽化学業務用200m。1,000〜3,000円。
幅の目安
| 幅 | 用途 |
|---|---|
| 15cm | 小型おにぎり・弁当のちょっとした包み |
| 22cm | 家庭標準・皿を覆う・大型おにぎり |
| 30cm | 大皿・パーティー料理・冷凍長期保存 |
| 45cm(業務用) | 大きなトレー・業務店舗 |
密着性の重要性
ラップフィルムの品質を決める最大要素は「密着性」:
- 皿・容器にピタッと張り付く
- 臭い漏れ・液漏れ防止
- 冷凍焼け防止
- 電子レンジ加熱時の水分保持
- PVDC(クレラップ・サランラップ)が最強
- ポリエチレンは密着性やや劣る
電子レンジでの使用
- 耐熱140℃ — PVDCタイプが標準
- 油物は避ける — 油の温度上昇でラップが変形する可能性
- 密閉しない — 蒸気で膨張して破裂する可能性
- 皿全体を覆わない — 隙間を残して蒸気を逃す
- 直接触れない — 加熱直後は高温
ミツロウラップの魅力
ミツロウ(蜜蝋)を布に染み込ませた「ミツロウラップ」は環境志向で人気急上昇:
- Bee’s Wrap(米)が世界的定番
- 手の熱で柔らかくなり、食品にフィット
- チーズ・野菜・パン・果物の包み
- 水洗いで100〜200回使える
- 寿命が来たら生分解
- 3枚セット3,000〜5,000円
- 環境負荷ゼロ
- SNS・エコ雑誌で頻繁に取り上げ
「使い捨てラップを卒業したい」という意識の高い層に急速に広まっています。ただし電子レンジ加熱は不可なので、生食品・保存中心の用途に。
シリコンラップの活用
シリコン素材のラップは「洗って繰り返し使える」新世代の選択肢:
- 丸型・角型・小型・大型など多彩
- 皿にかぶせる蓋タイプ
- 電子レンジ・食洗機OK
- 1枚500〜2,000円
- 1年〜数年繰り返し使える
- Stasher・KEYUCA・無印良品等が販売
切れ味と箱の使いやすさ
ラップフィルムの隠れた重要要素が「切れ味」と「箱のデザイン」:
- 刃が鋭利で切りやすい → クレラップ・サランラップの上位機は特に工夫
- 箱の開閉がスムーズ → ワンタッチ開閉タイプ
- ラップの端が見つけやすい → 端が透明なタイプ
- 片手で切れる → 業務用の箱型
コスパ最強はダイソー
ダイソーのPBラップは110〜330円で高性能:
- PVDC素材で密着性・耐熱性◎
- クレラップ・サランラップとほぼ同等の性能
- 15cm×20m 110円
- 22cm×50m 220円
- 普段使いなら100均で十分
保管方法
- 直射日光を避ける(変質防止)
- 湿気の少ない場所
- キッチンの引き出し・棚が理想
- 高温になる場所(コンロ近く)は避ける
環境への配慮
年間ラップ消費量削減のアイデア:
- タッパー・保存容器を活用
- お皿の上にお皿をかぶせて代用
- ミツロウラップで一部代替
- シリコンラップで再利用
- 年間4〜6本使用 → 半分に減らせる可能性
まとめ
普段使いはクレラップ・サランラップ(スーパー)、コスパ最強はダイソー、環境志向はミツロウラップ、繰り返し使うならシリコンラップ、というのが用途別の選び方です。

