ケーキ型の取扱店
ケーキ型はスポンジケーキ・パウンドケーキ・シフォンケーキ・タルト等を焼くための型。素材・形状・サイズで焼き上がりが大きく変わり、プロは用途ごとに専用の型を使い分けます。家庭でも1〜2個持つと本格的なケーキ作りの世界が広がります。100均の300円から、シルパット付きの高級ステンレス3万円超まで、価格帯は幅広いです。
用途別の代表的な型
| 種類 | 用途 | サイズの目安 |
|---|---|---|
| ラウンド型(丸型) | スポンジケーキ・デコレーション | 15・18・21cm |
| スクエア型(角型) | チーズケーキ・ブラウニー | 15×15・18×18cm |
| パウンド型 | パウンドケーキ・食パン | 18・21・25cm長さ |
| シフォン型 | シフォンケーキ専用 | 17・20cm直径 |
| タルト型 | タルト・パイ | 15・18・21cm |
| エンゼル型 | クグロフ・シフォン | 18・20cm |
| マドレーヌ型 | 貝殻型のマドレーヌ | 1個5〜7cm、12個取り |
| マフィン型 | カップケーキ・マフィン | 1個直径5cm、6〜12個取り |
| ミニケーキ型 | 個食用・オーブン料理 | 直径7〜10cm |
素材別の特徴
| 素材 | 特徴 | 耐久性 |
|---|---|---|
| ステンレス(フッ素樹脂加工なし) | プロ仕様・きれいな焼き色 | ◎(一生モノ) |
| フッ素樹脂加工(テフロン) | 型離れ◎・家庭定番 | ○(3〜5年) |
| アルミ製 | 熱伝導◎・軽い | ○ |
| シリコン | 型離れ・折りたたみ可 | △(変色あり) |
| 紙製(使い捨て) | 離型不要・簡単 | 1回使い切り |
| ホーロー | お洒落・デザイン性◎ | ◎ |
取扱店
- 製菓・製パン材料店(富澤商店・cuoca・馬嶋屋菓子道具店) — プロ仕様から家庭用まで、業務用シルパット付きも。1,500〜30,000円。
- キッチン用品店(合羽橋・釜浅商店・飯田屋) — 銅製・ステンレス製のプロ仕様モデル。
- ニトリ — シンプル無地のフッ素樹脂加工型。1,000〜3,000円。
- 無印良品 — シンプルなラウンド型・パウンド型。1,200〜2,500円。
- 100均(ダイソー・セリア) — 110〜550円の入門用。シリコン型・紙型・フッ素樹脂加工型まで。
- 3COINS — 330〜660円のかわいいデザイン型。
- 東急ハンズ・ロフト — 中価格帯の家庭用モデル。
- 百貨店キッチン用品売場 — 高級ライン・輸入ブランド。
- ホームセンター(カインズ・コーナン) — 手頃な価格帯の実用型。
- Amazon・楽天 — 全ブランド網羅。海外ブランドも輸入で。
- IKEA — 北欧デザインの家庭用。
主要ブランド
- 富澤商店オリジナル — 製菓材料店大手のPB。フッ素樹脂加工ラウンド18cmが1,500〜2,500円。家庭定番。
- cuoca オリジナル — もう一つの製菓材料店大手。品揃え豊富。
- 松永製作所(東京) — 銅製マドレーヌ型・タルトレット型の職人ブランド。
- ゴーベル(Gobel、仏) — フランス製の高品質。プロ仕様。
- マトファー(Matfer Bourgeat、仏) — フランス業務用の代表格。
- ドゥブイヨン(DeBuyer、仏) — フランス製造の名門。
- Wilton(米) — 米国最大のケーキ道具ブランド。デコレーション豊富。
- Nordic Ware(米) — 米国のBundt型(エンゼル型)の代表。
- KAI Kaiハウス(貝印) — 国内定番。パウンド型・タルト型が充実。
初心者におすすめの3点セット
ケーキ作りを始めるなら、以下の3点セットが最初の投資として最適:
- ラウンド型18cm(フッ素樹脂加工、1,500〜2,500円)— スポンジケーキ・デコレーション用
- パウンド型21cm(フッ素樹脂加工、1,000〜1,800円)— パウンドケーキ・パン
- マフィン型6〜12個取り(1,000〜2,500円)— カップケーキ・マフィン・プリン
合計3,500〜7,000円で家庭のケーキ作りの70%をカバー。これに慣れてからタルト型・シフォン型を追加していくのが王道です。
用途別のプロの選び方
- スポンジケーキ(初心者〜中級) — フッ素樹脂加工のラウンド18cm・21cm。均等な色付き。
- スポンジケーキ(プロ・美しい焼き色) — 加工なしのステンレス製。焼き色が本場フランス風。
- チーズケーキ — スクエア型・底が抜けるタイプ。取り出しが楽。
- パウンドケーキ — アルミ製か銅製。長型21cm。
- タルト — 底が抜けるタルト型。18cm・21cm。フランス製のフルーテッド型が本場ならではの選択。
- シフォンケーキ — アルミ製シフォン型17cm・20cm。フッ素樹脂加工は生地が滑ってしぼむので必ずアルミ製を選ぶ。
- マドレーヌ — 銅製の松永製作所モデル。焼き上がりの色が別次元。
- マフィン — フッ素樹脂加工の12個取り。または紙型で使い捨てOK。
- クグロフ・Bundt Cake — Nordic Wareの本格モデル。
シフォン型は必ずアルミ製
シフォンケーキ作りで最も重要なのが「型の素材」:
- アルミ製(正解) — 生地が型にしっかり張り付いて膨らむ。冷ます時も逆さまにしてしぼみを防ぐ
- フッ素樹脂加工(NG) — 生地が滑ってしぼむ。シフォンケーキが失敗する最大の原因
- シリコン製(NG) — 同上
シフォン型は必ず「アルミ製・加工なし」を選ぶのが鉄板。富澤商店・cuocaのアルミ製17cmが2,500〜3,500円で家庭定番です。
底が抜ける型のメリット
タルト型・チーズケーキ型で「底が抜けるタイプ」が人気の理由:
- ケーキが崩れずに取り出せる
- 切り分ける時に型のふちを気にせず
- 冷蔵・冷凍から取り出しやすい
- お店のような美しい仕上がり
初めての人は「底が抜けるタルト型15cm」を1個持つと、タルト・チーズケーキ作りの敷居が一気に下がります。
紙型(使い捨て)の活用
製菓材料店で売っている紙型(500円で20〜50枚)は、以下のシーンで便利:
- プレゼント用ラッピング
- 大量に焼く時(型が足りない)
- 手土産・差し入れ
- お子様のパーティー
- お店を出す・イベント出店
使い捨てなので後片付けが不要。バザー・持ち寄りパーティー等でも大活躍します。
お手入れとメンテナンス
- フッ素樹脂加工 — 柔らかいスポンジ+中性洗剤。金属たわしはNG(コーティングを傷つける)
- ステンレス — 金属たわしOK。焦げつきはクリームクレンザーで
- アルミ — 中性洗剤+スポンジ。アルカリ洗剤は変色の原因
- シリコン — 食洗機OKモデル多数。長期使用で油シミが残ることも
- ホーロー — 焦げつきを防ぐため使用前に油を薄く塗る
- 銅製 — 使用後すぐに拭く。錆びと変色に注意
耐用年数
| 素材 | 耐用年数 |
|---|---|
| フッ素樹脂加工 | 3〜5年(コーティング劣化) |
| アルミ製 | 10〜20年 |
| ステンレス | 20〜30年(一生モノ) |
| 銅製 | 30年以上 |
| シリコン | 2〜5年(黄ばみ・変色) |
| 紙型 | 1回使い切り |
収納のコツ
- 入れ子(大→中→小)で省スペース
- ラウンド型は縦に立てて
- マドレーヌ型・マフィン型は積み重ね
- シリコン型は変形しないよう平置き
- キッチン戸棚の1段を「ケーキ型専用」に確保すると便利
プレゼントとしての魅力
ケーキ型は「趣味を始めたい人へのプレゼント」として人気:
- ケーキ作り初心者 — 富澤商店・cuocaの3点セット5,000〜8,000円
- お菓子教室に通う友人 — 松永の銅製マドレーヌ型3,000〜5,000円
- 結婚祝い — Wiltonのデコレーションセット10,000〜20,000円
- 子供とのお菓子作り — シリコン型のかわいい動物・キャラクター型
まとめ
こだわり派は富澤商店・cuocaの製菓材料店、家庭定番はニトリ・無印、コスパ最強は100均、業務用はゴーベル・マトファー、というのがレベル別の選び方です。

