シルクパジャマの取扱店
シルクパジャマは絹(シルク)で作られた寝間着。コットン・リネンと並ぶ天然素材のうち、シルクは肌触り・吸湿性・保温性が圧倒的で「眠りの質を上げるパジャマ」として知られています。価格は5,000円〜100,000円超と幅広く、シルクの種類(マルベリーシルク・タッサーシルク等)と「匁(もんめ)」という重量単位で品質が変わります。
シルクの種類と品質指標
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| マルベリーシルク | 桑の葉だけを食べた蚕の最上級シルク |
| タッサーシルク | 野蚕系。素朴で頑丈 |
| エリシルク | インド産。やや厚手 |
| 22匁(モンメ) | 標準的なパジャマ用シルク重量 |
| 19匁 | 軽くて夏向き |
| 25匁以上 | 高級ライン・冬向き |
| シルク100% | 本物。混紡品は表記要確認 |
取扱店
- 百貨店ナイトウェア売場(伊勢丹・三越・高島屋・大丸) — ワコール・トリンプ・パジャマブランドの中高級ライン。15,000〜80,000円。
- ワコール直営店 — 「睡眠科学」「ナイトアップブラ」と並んでシルクパジャマライン。
- ニトリ・無印良品 — 取扱は限定的。シルク混(コットン+シルク)が中心。
- 専門ナイトウェアブランド(foo Tokyo、Lily Brown等) — 高級シルクパジャマの専門路線。10,000〜30,000円。
- Lululun・ハンドメイドブランド — 美容意識の高い層向け。
- 京都・西陣の老舗呉服店 — 国産シルクの職人もの。30,000円〜。
- Amazon・楽天 — 中国系の安価シルクパジャマ(3,000〜8,000円)から高級まで。
- ZOZOTOWN — トレンド系ブランド。
- cdc generalstore・The Conran Shop — ヨーロッパ系のシルクパジャマ。
- iHerb・海外直販 — Slip・LILYSILK等の海外ブランド。
有名ブランド
- foo Tokyo — 日本発の高級ナイトウェアブランド。22匁マルベリーシルク使用で15,000〜30,000円。SNSで人気。
- LILYSILK(中・米) — 世界的シルクブランド。19〜30匁の幅広いラインナップ。Amazon・公式サイトで購入可。
- Slip Silk(豪) — シルク枕カバーで有名なオーストラリアブランド。パジャマも展開。
- L’AGENCE・La Perla — 欧州高級ライン。50,000円〜。
- ワコール「睡眠科学 Silk Sleeping」 — 国内大手の本格シルクライン。
- 京都西陣 川島織物セルコン — 国産シルクの最高峰。
- Olivia von Halle(英) — 英国発のラグジュアリーブランド。30,000円超。
シルクパジャマの効果
- 吸湿性 — コットンの1.5倍の吸湿性。汗をかいてもベタつかない。
- 保温・通気のバランス — 夏は涼しく、冬は暖かい。年中使える稀有な素材。
- 肌への摩擦が極小 — 寝返り時の肌摩擦が少なく、シワ・肌荒れ予防に。
- 髪のダメージ軽減 — シルクのなめらかさで枕との摩擦が減り、髪が傷みにくい。
- 静電気が起きにくい — 化学繊維と違い静電気フリー。
- セリシン成分 — シルクに含まれるタンパク質が肌の保湿を助ける(研究段階)。
サイズ選びのコツ
| サイズ | 身長目安(女性) | 身長目安(男性) |
|---|---|---|
| S | 150〜158cm | 158〜165cm |
| M | 158〜165cm | 165〜172cm |
| L | 165〜172cm | 172〜180cm |
| XL | 172cm〜 | 180cm〜 |
シルクパジャマはゆったり目に作られていることが多い。寝返りを打つときに突っ張らないよう、普段のサイズより1サイズ大きめがおすすめです。
用途別の選び方
- 初めてのシルク体験 — Amazonの中国系で5,000〜8,000円から試す。気に入ったら高匁の上位ラインへ。
- 毎日着る家庭定番 — foo Tokyo・LILYSILK・ワコール睡眠科学の22匁。15,000〜30,000円。
- 夏用・蒸し暑い夜 — 19匁の軽量タイプ。半袖・短パン型。
- 冬用・暖かさ重視 — 25匁以上のしっかりした厚み。長袖・長ズボン型。
- 贈り物・記念日 — 百貨店の桐箱入りギフトセット。30,000〜80,000円。
- 美容意識の最高峰 — La Perla・Olivia von Halleの欧州ハイブランド。50,000円〜。
洗濯方法
シルクパジャマの洗濯は普通の衣類より気を使う必要があります:
- 洗濯ネットに入れる
- シルク・デリケート用洗剤を使用(一般的な中性洗剤も可)
- 洗濯機の手洗いコース・おしゃれ着コース、または手洗い
- 水温は30℃以下。お湯はシルクを傷める
- 柔軟剤は基本不要(シルクは元々柔らかい)
- 脱水は短時間(30秒程度)
- 陰干し・平干し。直射日光は変色の原因
- アイロンは中温(120〜140℃)・あて布必須
クリーニング店に出すのが最も安全ですが、最近のシルクパジャマは「家庭洗濯OK」表示のものが増えているので、洗濯表示の確認が大事です。
本物のシルクの見分け方
市販の「シルクパジャマ」を名乗る商品の中には、シルクシャイン加工をしたポリエステルや、シルクとレーヨンの混紡が混じっています。本物の見分け方:
- 「シルク100%」「絹100%」表記 — 混紡は%が記載される
- 燃焼テスト — シルクは燃やすと髪の毛が焦げる臭い。ポリエステルは溶ける臭い
- 手触り — 本物のシルクは温度感がない(ひんやりしない)
- 価格 — シルク100%パジャマは最低5,000〜8,000円。3,000円以下はほぼ別素材
- 裾の縫製 — 本物のシルクは縫製も丁寧
foo Tokyoが日本で人気の理由
foo Tokyoは2017年創業の日本ブランドで、SNSを中心に急速に人気が広がりました。理由:
- 22匁マルベリーシルクを使用しながら15,000〜30,000円という手の届く価格設定
- シンプルでミニマルなデザイン(インテリアに馴染む)
- ホテルライクな高級感のあるパッケージ(贈り物に最適)
- 洗濯機で洗える設計(毎日着られる)
- 豊富な色展開(ホワイト・ピンク・ベージュ・ブラック)
「自分へのご褒美」「結婚祝い・出産祝い」として支持されている、日本のシルクパジャマシーンを変えたブランドです。
枕カバー・アイマスクとの組み合わせ
シルクの恩恵を最大化するなら、パジャマ+シルク枕カバー+シルクアイマスクの3点セットがおすすめ。枕カバー単体でも5,000〜10,000円で、髪・顔の摩擦を減らして美容効果が期待できます。アイマスクは1,500〜3,000円。トータル20,000〜40,000円で「睡眠の質を上げる投資」として、自分用にも贈り物にも人気です。
耐久年数と買い替え
シルクパジャマは正しくお手入れすれば3〜5年使えます。化繊と違って経年で「育つ」素材で、洗濯を重ねるほどに肌に馴染んでくる魅力も。10,000円台のものを毎年買い替えるか、30,000円台のものを5年使うか、というのが選び方の分岐点。コストパフォーマンスは後者が優位です。
まとめ
気軽な体験はAmazonの中華系、毎日使いはfoo Tokyo・LILYSILK・ワコール、贈り物は百貨店の桐箱入り、最高級は欧州ハイブランド、というのが用途別の選び方です。

